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プレバーゼル2013:「グラスヒュッテ・オリジナル パボニーナ」

魅力的な色の演出、柔らかで軽やかなシェイプ

ドイツのウォッチメーカー、グラスヒュッテ・オリジナルが発表した新しいパボニーナ・コレクションは、女性の素晴らしい多様性を表現しています。現代的なシンプルさから豪華な装飾のクラシック・エレガンスまで、このフェミニンなタイムピースは細部を通して伝わる魅惑的な装飾で軽やかなシェイプを演出しています。

パボニーナ・コレクションの目を惹くケースの形は、とてもファッショナブルだった「クッション」型が腕時計に広く使われていた1920年代に遡ります。グラスヒュッテ・オリジナルのデザイン部は、ケースの形を現代女性にフィットするようシェイプをわずかに変え、さらに自由に可動するラグを加えました。この可動するフレキシブルなラグは、時計をする女性の腕に心地よくフィットするよう設計し、特許を申請しています。径31x31mmの気品あるケースは、シンプルに艶めくステンレススティール、懐かしくモダンなレッドゴールドとステンレススティールのバイカラー・コンビネーション、そして温かみある光を放つ18Kレッドゴールドの3種類の異なるバリエーションで展開します。

リッチで魅惑的な文字盤は、高精密で精巧な手法を用い自社マニュファクトリーで製作しました。ミニマムな気品と繊細で揺らめくマザー・オブ・パールの輝きやダイアモンドをセットしたゴージャスなモチーフは、女性の魅力的で輝かしい多様性を映しています。

クッション型のケースは、中心に配置の魅惑的で美しいギョーシェ文字盤バリエーションのフレームとして演出しています。全ての文字盤には6時位置にカレンダーがあり、繊細なレッドゴールドまたはステンレススティール(ケースによる)の針が時刻を表します。

ザクセンのマニュファクトリーが製作するこの新たなコレクションは、可能な限りの幅広いセレクションで手首を飾ります。ステンレススティールのモデルは、ガルバナイズド・シルバーまたはルテニウム(グレー)文字盤で展開します。カジュアル・エレガントがお好きな方には、手作業で取り付けた時刻を示すカボション・インデックスのタイプ、より輝く魅力に惹かれる方は、文字盤に12個のダイヤモンド・インデックスと、可動ラグ部分に44個のダイアモンドをセットしたタイプを用意しています。

パボニーナ・コレクションのバイカラーモデルは、遊び心と気品を兼ね備えているのが一目でわかります。非常に薄く切り出された光り輝くマザー・オブ・パール、またはガルバナイズド・ルテニウムの文字盤で展開します。ステンレススティール製ケースにレッドゴールド製針とラグ、リューズにはダイアモンドをセットしています。もう一つのモデルとして、レッドゴールド製ケースに黒文字盤を合わせたクラシックでタイムレスなコンビネーションの時計があります。このモデルにはマットなルイジアナ産ブラック・アリゲーターが手首にしっかりと巻き付き、女性のエレガントな姿をさらに強調させます。

豪華で素晴らしく装飾した2つのモデルは、間違いなくパボニーナ・コレクションのハイライトといえます。孔雀の羽のような配列のダイアモンド98個、計0.38カラットを、慎重に手作業で削ったブラックまたはマザー・オブ・パールにセットしています。ケース側面の柔らかな曲線沿いから中心に向かって弧を描くように、114個の眩い煌めきを放つダイアモンドを、さらにリューズには0.03カラットのダイアモンドをセットしています。

この愛らしいディティールは、パボニーナ・コレクションのブレスレットにも採用しています。マニュファクトリーで製作したデリケートなブレスレットは、まるでファイン・ジュエリーのようです。ブレスレットを構成する個々のコマはケースのクッション型に合わせてデザインし、そのコンビネーションが良い雰囲気を醸し出しています。ブレスレットはステンレススティール、レッドゴールド、そしてSSとレッドゴールドのリンクが特徴のバイカラーのバージョンがあります。

また手首を飾るストラップには、ペトロール・グリーン、ヴァイオレットやアンスラサイト色の輝くサテンストラップ、ブラックやヴァイオレットのアリゲーターもあります。ストラップにはクィックチェンジ・システムを採用し、女性が装着するタイムピースのストラップが彼女のスタイルやシチュエーションに合わせて変えられるよう設計しています。

パボニーナ・コレクションのすべての時計は、高い精度でユーザーフレンドリーなクォーツ・ムーブメント、キャリバー03-01を搭載しています。革新的な技術としては、時計に影響を与える携帯電話などの小さなデバイスや磁石から時計を守る3層の耐磁設計を施しました。地板には伝統のグラスヒュッテ・ストライプ、ゴールドでエングレーブされたロゴを装飾しています。ポリッシュのケースバックには、ご希望によりパーソナル・デコレーションを彫金することができます。


【ヒストリー】
グラスヒュッテ・オリジナルが製作するパボニーナ・コレクションは、女性と新たなステージを強く結びつける時計と言えます。

1920年代は新時代の女性が社会へ台頭してきた時期です。それは、女性が働きに出て自らお金を稼いだり、スカートをはいたり、髪の毛をボブカットにしたり。ペンダント式の「ポケットウォッチ」を首に身に着ける代わりに、よりファッショナブルなものとして当時流行の手首に着ける時計を装着しはじめました。ブレスレットは数百年以上も前から、女性用の装身具の一つとして考えられていました。一方でベストのポケットに入れた金の鎖でつないだものや、手の上で読み取る時計は男性向けの装身具の象徴でした。
男性が当時伝統的なポケットウォッチを渋々手放す一方で、20年代の女性は腕に装着する時計の利点を素早く見極めシフトしていきました。ある意味女性たちはリストウォッチの先駆者と言えます。この選択はすぐに流行し、増えるマーケットの需要がウォッチメーカーたちへの大きなプレッシャーになりました。

1927年、グラスヒュッテに拠点があった会社、ウロファ(Urofa)は文字通り女性向けに特化したデザインのリストウォッチを製作し始めました。優美なフェミニン・ウォッチを手首に着けるという需要に直面したウォッチメーカー達は、小さなムーブメントの製作を始めました。その後すぐに、メンズの腕時計の製作が始まる数年前に、特別なレディース・ウォッチの自社生産の伝統は確立されていきました。

1960~70年代には、再び女性向けのファッショナブルなタイムピースの流行が起こり、グラスヒュッテの時計製作に大きなインパクトを与えました。当時のレディース・リストウォッチは、ジュエリーの要素を持ち、時刻を読み取り易い実用的な時計が非常に増えていました。この様な背景を通し一つ明確に言えるのは、女性は腕時計をシーンや服装に合わせてジュエリーのように選び身に着けるということです。ウロファや他のグラスヒュッテの町にある時計会社を吸収した国営グラスヒュッテ時計製造会社(VEB Glashütter Uhrenbetriebe)は、1970年代後半から、取り扱い方法やお手入れが簡単で便利なクォーツ・ムーブメントを用いたレディース・ウォッチの製作を始めました。その時作られていた腕時計は、快適な着け心地であるとともに手頃なものでした。

クォーツ・ムーブメントを搭載した新たなレディース・コレクションを発表したことで、グラスヒュッテ・オリジナルは伝統を維持しながら、女性が希望するエレガントな小さなサイズの時計を製作するという革新を行いました。

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