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「ゴンベッサ・プロジェクト」を支援

2013年4月5日~5月15日まで/シーラカンスとの遭遇を目指す学術調査探検

4月5日、世界的に有名なダイバーで自然科学者のLaurent Ballesta氏は、ブランパン フィフティ ファゾムスを腕に着けて、南アフリカへ旅立ちました。同行したのは、特別訓練を受けた南アフリカ水生生物多様性研究所(SAIAB)のダイバーと研究者、そしてフランスの国立自然史博物館と国立科学研究センター(CNRS)の科学者10人です。彼らの目的は40日間の調査で深海に潜り、海底に棲む伝説の海洋生物シーラカンスに出会うことです。


地元の人々が「ゴンベッサ」と呼ぶ、体長2メートルのおとなしい巨大魚は、7000万年前に絶滅したと考えられていました。ところが1938年にこの珍しい巨大魚が生きて発見されて以来、シーラカンスは20世紀の動物学における最も重要な大発見のひとつとされてきました。その主な理由は、次のようなものです。

- 背骨のある魚から陸上で生活する四肢脊椎動物への「遷移動物」であると考えられる
- 肉鰭〔にくき=筋肉を持つひれ〕と原始的な肺を備え、3億7900万年前の海から来た“生きた証拠”である

シーラカンスをめぐっては、1世紀近くにわたり、科学者と天地創造説信奉者の間で激しい論争が繰り広げられてきました。魚と陸上動物の間をつなぐ決定的な存在とされるシーラカンスは、現代において最も熱く議論されている生物のひとつであることは間違いありませんが、それでいて私たちはシーラカンスの生態をほとんど知りません。極めて稀少なうえ、水深100メートル以上の深海にいるため、いまだに直接目撃された例がごくわずかしかないのです。今回の「ゴンベッサ調査探検」は2年間の学術調査と資材や人材の準備のうえに実施されており、史上初めて生きたシーラカンスと接触して観察と科学的実験を行える態勢が整っています。

生きた伝説であるシーラカンスとの接触を試みるため、Laurent Ballesta氏と彼のダイバーチームは、水深120メートルのジェッサー・キャニオン洞窟群に毎日潜ります。これほどの深度になると、いちど潜ったら長時間かけて減圧をしないと水面まで戻れません。

首尾よくシーラカンスと出会えたら、彼らはあらかじめ定められた科学的手順で調査を行います。調査の手順を考案したのは、Gaël Clément教授率いる国立自然史博物館およびCNRSのチームと、SAIABの南アフリカ人生物学者、Kerry Sink氏とAngus Paterson氏です。

ゴンベッサ・プロジェクトについては、下記のウェブサイトをご覧ください。
ブランパンホームページ(英語)
および
www.coelacanthe-projet-gombessa.com


ブランパンと水中世界

1735年の創業時から技術革新の精神で挑戦を続けてきたブランパンは、1953年に初の近代的ダイビングウォッチ「フィフティ ファゾムス」を開発して以来、ダイビングとの深い関係を築いてきました。機械式時計のフィフティ ファゾムスは、水深50尋(約91メートル)までの水密性を備え、真のダイバーズウォッチに求められる仕様を初めて実現したことから、その名が付けられました。高度な時計作りの技術と厳しい潜水安全基準を併せ持つフィフティ ファゾムス コレクションは、今日もなおダイビングウォッチの世界における基準でありつづけています。


海という広大で神秘的な世界をよりよく知りたいという願いから、ブランパンは大海原に積極的にかかわっています。人は、大好きなものなら尊重し保護することができる、そしてよく知ればそれだけ愛することができるという信念から、ブランパンはいくつかの大規模科学調査プロジェクトを支援しており、ナショナル・ジオグラフィックの探検、調査、保護プロジェクト「Pristine Seas Expeditions(原始の海の探検)」や、2013年に「ハンス・ハース・フィフティ・ファゾムス・アワード」を受賞したLaurent Ballesta氏による「ゴンベッサ・プロジェクト」などのスポンサーとなっています。
ブランパンはこの数年間、いくつもの世界記録を持つイタリアのフリーダイバーGianluca Genoni氏や、モナコを拠点とするダイビングスクール「エトワール・ブルー」にも協力してきました。また、写真に力を入れた水中世界の専門誌『Edition Fifty Fathoms』を毎年刊行しています。2012年には、エコノミスト誌が主催した第1回「世界海洋サミット」でメインスポンサーを務めました。


Laurent Ballesta氏

1974年、南フランス生まれの海洋生物学者・科学研究ダイバー。水中写真への情熱と深海ダイビングの才能を兼ね備えています。その業績に注目したハンス・ハース歴史的ダイビング協会から、2013年の「ハンス・ハース・フィフティ・ファゾムス・アワード」を贈られました。深海潜水中に見せる細部への緻密な注意力、学術的調査探検活動、並はずれた写真撮影は世界的に有名で、仲間からも称賛されています。


お問い合わせ先
スウォッチ グループ ジャパン株式会社 ブランパン事業本部 03-6254-7150

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