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ドバイにて究極のダイバーズウォッチ「Xファゾムス」をワールドプレミア発表

フィフティ ファゾムス コレクション/あらゆる面で最高のウォッチ

ブランパンは、10月25日、ドバイモール内にある世界最大の水族館であるドバイアクアリウム&アンダーウォーターズーで、最新のダイバーズウォッチであるXファゾムスの発表会を華々しく開催しました。Xファゾムスは、1953年に発表された伝説的なオリジナルの特徴を再現しつつ、機械式水深計を装備することによって、従来にない高性能を誇る機械式ダイバーズウォッチとなりました。 最大90mまで測定できる水深計と最大到達水深記録の目盛り、また0~15mの範囲では±30cmという高精度で水深を表示する別の目盛り、減圧停止用の5分間のレトログレードカウンターなど、コンセプトウォッチとして誕生したXファゾムスには数多くの「世界初」が盛り込まれています。ムーブメントキャリバー9918Bのベースになっている自社製のキャリバー1315は、フィフティ ファゾムス コレクションのいくつかのモデルに搭載された実績があり、その価値は実証済みです。自動巻のキャリバー1315ムーブメントには、5日間のパワーリザーブを保証する3つの香箱が組み込まれ、またシリコン製ヒゲゼンマイが磁気帯びによる影響を防止します。迫力のある直径55.65mmのサテン仕上げのチタニウム製ケースは、30バール(300m)防水です。また、飽和潜水を想定したヘリウム減圧バルブを備え、60年近い歴史を誇るフィフティ ファゾムス コレクションの特徴である逆回転防止ベゼルも引き続き採用しています。 ブランパンが独自に実施した研究とテストによって、弾性特性および耐永久歪み特性に優れたアモルファス合金が水深計の金属膜の材料として最適であることがわかりました。アモルファス合金を採用することによって、ケースの厚みもスチール製と比べて半分まで薄くなり、精度も向上しています。また、アモルファス合金は長期的に安定しているため小さなひび割れも発生しにくくなっています。ただし、金属膜の変形特性が非線形であるため、これを修正する必要がありました。そこで、櫛歯とカナの歯車を非対称な形状にし、金属膜の変形曲線を直線化することによって見事にこれを解決しました。Xファゾムスの金属膜は、1つ1つ個別に検査されるため、水深表示の最大限の精度が保証されます。 徹底した研究から生み出された文字盤は非常に見やすくなっています。また、中央に配置された水深の表示針は、つや消しの黒い背景色とのコントラストにより、目盛りをはっきりと読み取ることができます。そして、3色の蓄光塗料により、水中でも容易に表示を見分けることができます。そして、極めつけは、これまでに例がないほど複雑な形状をした射出成型ゴム製のストラップです。このストラップは連結式の14個の部品からなり、あらゆる状況下でも手首に完全にフィットしながら、水が時計の裏側に侵入して金属膜に接触できるようになっています。 Ref: 5018-1230-64 ムーブメント 自動巻キャリバー9918B 直径=36mm、厚さ=13mm、部品数=385 振動数=28,800/時、 パワーリザーブ=120時間、石数=44石 ケース サテン仕上げのチタニウムケース、直径=55.65mm、厚さ24mm、300m防水