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ブレゲ クロノグラフ コレクション

ブレゲ ブティック銀座にて「クロノグラフ コレクション」をご紹介

200を超えるとも言われる発明と開発により、「時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と讃えられ、時計の進化を2世紀早めたとも謳われる天才時計師アブラアン-ルイ・ブレゲ。彼の数多くの発明の中に、1820年に考案された「二重秒針時計」がありました。高精度の時間測定が可能であるこの機構は、非常に画期的なムーブメントで、現代の機械式時計に搭載されている“クロノグラフ”の先駆けでもあります。 ブレゲのクロノグラフは3種類に分けることができます。インク印字式クロノグラフ、スプリットセコンドクロノグラフ、軍用歩行速度計です。 ブレゲは、スプリット・タイム(中間タイム)や同時に動く2者間の秒差を正確に測るとこのできる「二重秒針付き、観測用クロノメーター」を1820年に完成させて現代のクロノグラフの先駆者となりました。 1822年には最初のインク式クロノグラフ、これは彼のもっとも才能あふれる弟子の一人、ファットンとの共同作業で、「ファットン・クロノグラフ」を販売しました。 このクロノグラフは、計測用の秒針が文字盤上に自在に小さなインクの斑点を記すことができ、つまり文字通り経過時間を記すことができるという製品でした。このとき、「時」を意味するクロノスと、「書く」を意味するグラフェインを組み合わせ「クロノグラフ」という言葉が生まれたのです。
センター二重秒針クロノグラフNo.4009(1825年販売)
インク印字式クロノグラフ
(ファットン・クロノグラフ)
No.4001/619(1827年販売)

初代ブレゲの発明から2世紀もの年月が流れ、その間にもブレゲの後継者は数々のクロノグラフウォッチを開発してきました。この歴史を振り返るべく、2012年7月27日(金)から8月12日(日)の期間中 ブレゲ ブティック銀座 では、クロノグラフ機構を備えたモデルを幅広くご紹介いたします。 是非この機会にご来場賜りますよう、心よりお待ち申し上げております。

クラシック クロノグラフ “コラムホイール”

Ref.5247BR/29/9V6
18Kローズゴールド、手巻、タキメーター、30分積算計(3時位置)、スモールセコンド(9時位置)、48時間パワーリザーブ、3Hz(21,600振動)、ケース径39mm、サファイア・ケースバック(透明裏蓋)、3気圧(30m)防水