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新作「ロンジン スピリット フライバック」発表 
~先駆者『ロンジン』が手掛ける、フライバック機能付きクロノグラフウォッチが人気パイロットウォッチコレクションに登場~

パイロットウォッチの技術革新を牽引してきた『ロンジン』は、フライバック機能付きクロノグラフウォッチの新作「ロンジン スピリット フライバック」を発表します。フライバック機能は、190年以上の歴史を誇る『ロンジン』の豊かな歴史が育んだ革新的な複雑機構のひとつ。フライバック機能を搭載した初期モデルの記録は1925年に遡ります。1935年6月12日にはフライバック機能の特許申請、1936年6月16日には世界で初めての特許が登録されました。今回フライバックの新作モデルが登場するのは、偉大な飛行士たちのために創られた計器の伝統を受け継ぐ、人気コレクション「ロンジン スピリット」。パイオニアスピリットを掲げる『ロンジン』の歴史的遺産、高性能と機能美とが三位一体となったパイロットウォッチが、高い満足度を実現し、腕元で輝きを放ちます。

ロンジンは、世界初の特許登録モデル(1935 年申請・1936 年 6 月 16 日登録)をはじめ、クロノグラフの付加機能であるフライバックを搭載する象徴的なタイムピースを世に送りだしてきました。フライバックは、時間やスピードを瞬時に計る必要のあるパイロットにとって欠かせない機能。実用的かつ迅速に異なる飛行ステージのタイミングを連続的に計ることができ、容易なナビゲーションを可能にしました。またフライバック機能搭載の時計をはじめ、革新的なウォッチメイキングと共に受け継がれるのが、多くの伝説的なパイオニアが不可能を可能にするためにロンジンに信頼を寄せたストーリー。ロンジンの技術の恩恵を受けた筆頭として知られるリチャード・バードは、ロンジンの計器を備え、南極上空を初めて飛行する偉業を果たしました。

ロンジンの類まれな歴史的な遺産を軸に誕生した新作「ロンジン スピリット フライバック」は、最先端技術による高い機能性と精度を備えたタイムピースです。搭載するロンジンの新エクスクルーシブ キャリバーは、シリコン製ヒゲゼンマイで、耐磁性、約68時間のパワーリザーブ、10気圧防水、COSCのクロノメーター認証を取得。42mmのステンレススティールケースで、双方向回転ベゼルはカラーセラミック製インサートと夜光塗料を施したマーカー付き。「ロンジン スピリット」コレクション初となるシースルーケースバック採用で、ローターにコレクションを象徴する地球儀と「ロンジン フライバック」の文字を刻印しました。ダイアルはブラックまたはブルーのサンレイで、スーパールミノバ®を施したブロンズカラーの針と数字は優れた視認性を発揮します。洗練された美しさと、サテン、マット、ポリッシュ、エングレービングなどの細部にまでこだわった仕上げも特徴。ストラップには、インターチェンジャブルシステムのステンレススティールブレスレット、ブラウンレザー、ブルーファブリックのストラップをラインナップし、新しいマイクロアジャストメントシステム搭載のフォールディング・クラスプが最高の快適さと完璧なフィット感を実現します。

航空時計のパイオニア ロンジンが手掛ける「ロンジン スピリット フライバック」。歴史的なストーリー、高性能、機能美が融合した、比類なきクロノグラフ機能付きパイロットウォッチの誕生です。

<詳細>

キャリバー:自動巻き ロンジン エクスクルーシブ キャリバー L791.4 COSCクロノメーター公式認定 シリコン製ヒゲゼンマイ 耐磁性 13¼ リーニュ 28石 28'800振動/時 パワーリザーブ 約68時間

機能:時、分、9時位置に秒針
クロノグラフ:センターにクロノグラフ秒針(60秒針)・3時位置に30分針
フライバック機能(プッシュボタンを1回押すだけで、クロノグラフのダイレクトドライブ秒針がリセットされ、瞬時にゼロから計測を再開することができる機能。従来のクロノグラフでは計時を再開する前にストップとリセットの操作が必要でしたが、フライバック機能はワンプッシュで3つの操作(ストップ、リセット、リスタート)が可能です。)

ケース:径42mm 厚さ17mm ラウンド型 ステンレススティール 両面多層反射防止コーティング サファイアクリスタル ねじ込み式リューズ6つのビズで留められたシースルーケースバック ブラック(L3.821.4.53.2・L3.821.4.53.6)かブルー(L3.821.4.93.2・L3.821.4.93.6)のセラミックのインサート双方向回転式ベゼル スーパールミノバ®を塗装したアラビア数字・スクエア・トライアングル

ダイアル:サンレイブラック アラビア数字 スーパールミノバ®(L3.821.4.53.2・L3.821.4.53.6) サンレイブルー アラビア数字スーパールミノバ®(L3.821.4.93.2・L3.821.4.93.6)

針:スーパールミノバ®を施したブロンズカラー針

防水:10気圧防水

ストラップ:微調整が可能なフォールディングクラスプ ブラウンレザー(L3.821.4.53.2)・ブルーファブリック(L3.821.4.93.2) インターチェンジャブルシステム トリプルセーフティプッシュピース式開閉システムを備えた、ステンレススティールブレスレット インターチェンジャブルシステム(L3.821.4.53.6 ・L3.821.4.93.6)

 

ロンジン:フライバック機能搭載の変遷

 

リチャード・バード
世界で初めて南極上空を飛行
1928年、アメリカ人飛行士でアメリカ海軍士官のリチャード・バードは、初めての南極大陸探検に乗り出しました。1929年11月29日、彼と仲間たちは、ベースキャンプ「リトル・アメリカ」からフォード・トリモーター機で飛び立ち、南極上空での飛行に挑みました。目的地まで約1,290kmの距離を、ソーラーコンパスとロンジンの腕時計を頼りに航行。彼は、約19時間の危険な飛行の末に、この偉業を達成した最初の人となりました。この冒険の終わりに、彼はロンジンに次のようなレディオグラムを送りました。
「Wittnauer Company New York から供給されたロンジンの計器とクロノメーター時計は、最高に満足のいく計測を提供してくれました。心からの感謝をこめて。バード南極探検隊」
また、彼はさらに3 回の南極探検を行い、そのうちの1939年の探検でフライバック機能を備えたロンジン13ZNを着用しました。