ヴィンテージモデル、復活 「ファースト オメガ イン スペース」 | スウォッチ グループ ジャパン株式会社|THE SWATCH GROUP (JAPAN) KK
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October 9, 2024
ヴィンテージモデル、復活 「ファースト オメガ イン スペース」
オメガの中でも最もアイコニックで人気の高いタイムピースのひとつが、現代的なコーアクシャル マスター クロノメーターとなって復活します。“宇宙に行った初めてのオメガ”として知られる「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」です。このデザインは、オメガの宇宙探査の歴史へのオマージュであり、ヘサライトのようなフォルムのサファイアクリスタル風防を備えるなど、伝統にインスパイアされた様々なディテールと、METASの認定を受けた確かな品質が見事に融合しています。
1959年に発売された当時、この有名なタイムピースはレファレンス番号CK 2998として識別され、スピードマスターの第2世代を代表するモデルでした。細いアルファ針、シンメトリーなケース、ダークカラーのベゼルを特徴とし、1957年に発売されたスピードマスターの第1世代とは異なった趣を持っていました。
このCK 2998が持つ魅力的なディテールに惹きつけられた一人が、NASAの宇宙飛行士、ウォルター・”ウォーリー”・シラーでした。彼はこのモデルを個人用の時計として購入し、1962年10月3日に開始されたマーキュリー計画のシグマ7ミッションで着用しました。その瞬間、CK 2998は「宇宙に行った初めてのオメガ – The First OMEGA in Space」というニックネームを得て、オメガの宇宙探査の伝統の口火を切ったのです。
それ以来、CK 2998は、世界中の熱狂的な時計愛好家やスピードマスターファンの間で、根強い人気を誇っています。アップデートした今回のモデルには、1959年に誕生した第2世代のスタイルを踏襲した、シンメトリーなポリッシュ&ブラッシュ仕上げの39.70mmのステンレススティール製ケースを採用しています。ベゼルリングはブラックアルミニウム製で、スピードマスターには欠くことのできないタキメータースケールが記されています。もちろん、初期のスピードマスターの代名詞である「ドットオーバー90」も備わっています。
ヘサライト風防を彷彿とさせる形状の新しいサファイアクリスタル風防の下には、CVDによるグレーブルーのダイアルをセットしました。これは1960年代に製造されたいくつかのCK 2998のトーンを再現したものです。インデックスと時・分針のアルファ針にはヴィンテージのスーパールミノヴァを塗布し、中央のクロノグラフ秒針のバトン針は、転写されたマーキングとマッチするようにホワイトのニスで仕上げています。
ブランドの伝統を踏まえ、この時計にはダイアルとリューズのそれぞれにヴィンテージのオメガ ロゴをあしらっています。さらにケースバックには、シーホースのメダリオンをセットし、“SPEEDMASTER”、“THE FIRST OMEGA IN SPACE”、“OCTOBER 3, 1962”の文字を刻印して歴史を讃えています。
ロケット技術と同様に、もちろんウォッチメイキングの技術も1960年代から劇的に進歩しています。この新作のムーブメントは、コーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー3861です。このキャリバーは、オリジナルモデルに搭載していたキャリバー321の最新進化形であるだけでなく、現代における最高水準の精度、性能、耐磁性を備えた顕著なアップグレードを遂げたものです。
「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」には、3つのモデルが揃います。オメガが特許を持つコンフォートリリース調整システムの付いた、“フラットリンク”のメタルブレスレットと、バックル付のブラック、もしくはブラウンのレザーストラップです。どのタイムピースも、LEGENDARY MOONWATCHと題したリーフレットが入った、特別仕様のボックスに入っています。
新作「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」は、ブレスレットモデルを10月4日(金)よりオメガ直営ブティックで発売を開始し、順次、正規取扱店に拡大していきます。レザーストラップモデルは近日発売予定です。