世界初のムーブメントと2つの時計を発表! | スウォッチ グループ ジャパン株式会社|THE SWATCH GROUP (JAPAN) KK
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November 4, 2022
世界初のムーブメントと2つの時計を発表!
10月25日、オメガは世界初のムーブメントとそれを搭載した2つのタイムピースを発表しました。ムーブメントは、極秘で開発が進められたコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー1932。これはクロノグラフとミニッツリピーターの機能を融合させたものであり、経過時間をチャイムで知らせる機械的な "頭脳 "を搭載しています。
この最先端キャリバー1932を原動力とする極めて特別なタイムピースは、次の2本です。
「オリンピック1932 クロノチャイム」
ナンバードエディションとなるこの時計は、1892年にオメガが作った世界初のミニッツリピーター腕時計と、1932年にロサンゼルスで開催されたオリンピックの計時に使用されたポケット クロノグラフとを結びつけるタイムピースです。18Kセドナ™ゴールドのケースにセットされた“グラン・フー”エナメルのダイアルには、ギヨシェ彫りの925シルバー製インナーベゼルと、このウォッチのチャイムが作り出す音波を視覚的に表現したパターンを施したサブダイアルがセットされています。ムーブメントに取り付けられたダブルハンマーがケースに固定された18Kセドナ™ゴールド製のゴングを打つと、最大の音量でチャイムを響かせます。分は低音、秒は高音、そして10秒は低音と高音が連続して鳴って経過時間を知らせます。
「スピードマスター クロノチャイム」
第2世代のスピードマスター“CK2998”にインスピレーションを得たクラシックな45mmの18Kセドナ™ゴールド製のこのモデルは、日常使いに最適なタイムピースです。ブルーのアヴェンチュリン “グラン・フー”エナメルのダイアルは、チャイムが作り出す音波のパターンを施した18Kセドナ™ゴールド製のインナーベゼルとサブダイアルを備えます。もう1本のクロノチャイムと同じムーブメントですが、3時位置に15分積算計、9時位置にスモールセコンドがくるよう、キャリバーを回転させました。
この2つのタイムピースの音も奏でるという特徴を際立たせるための演出として、優れた音響効果で知られるロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールが今回の発表の場に選ばれました。
スペシャルゲストとして登場したのは、伝説的なオリンピック選手であるマイケル・フェルプス。彼は、今回の新しいクロノチャイムが、自身が顔を務めるブランドのクオリティの高さを体現していることについて、「オメガの高い精度は、私の個人的な成功にも極めて重要な役割を果たしてくれました。今回、驚異的なテクノロジーを搭載した素晴らしいタイムピースの発表をお手伝いできることをとても嬉しく思います。私は長年にわたってオメガと一緒にやってきたので、その時計職人の技術力の高さはよく知っていますが、このクロノタイムは全く別次元のものですね。」とコメントしました。
オメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンは、ブランドが持つ不朽のパイオニアスピリットが今回の偉業を達成できた要因であるとし、「オメガの歴史を振り返ると、大切な瞬間というのが多数あります。そしてそれらは単なる素晴らしい思い出以上の価値を持っており、今、オメガが創造するタイムピースにはそれらのマイルストーンが活かされているのです。一方、クロノチャイムに搭載されているのはまったく新しい技術です。今回のように周りをあっと驚かせることや新しい分野を開拓することは、オメガの核として存在し続けています。私たちは難問から逃げず、決意と情熱を持って常にチャレンジしているのです。」と述べました。
6年に渡ったこの極秘プロジェクトの成功と時計の発表を記念して、同日夜には、LA メモリアル・コロシアムにてイベントが開催されました。ここは、オメガが初めてオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めた1932年のオリンピックの会場でもあります。世界各国から招待されたゲストは、再び登場したマイケル・フェルプスとともにディナーを堪能し、アクロバティックなドローンショーや特別に点灯されたオリンピックの聖火などとともに優雅なひとときを過ごしました。