ハミルトンは、その高い技術力と精巧なものづくりへの姿勢が認められ、1940年代に米国陸軍へ、60年代後半から70年代前半には英国王立空軍（RAF）にミリタリーウォッチを供給していました。中でも、1973年から76年の間に生産されたアビエーションウォッチ「W10」は、第一線で活躍するトップパイロットたちの間で絶大な人気を誇りました。このオリジナルモデルのスタイルはそのままに、革新的な機能と高いデザイン性を両立し、現代的にアップデートした「カーキ パイロット パイオニア メカ」に、2つの新しいカラーバリエーションが加わります。

深みのあるブルーはパイロットのユニフォームから、スティールグレーは飛行機の翼からインスパイアされたアビエーションのカラーをダイヤルに配しました。

きめ細かいグレイン仕上げのダイヤルに映える、スーパールミノバ?加工のナチュラルで視認性の高い針を採用。すべての要素はコックピット内の機材やカラーリングからインスピレーションを得て、ダイヤルとインデックスは、視認性を重視したコントラストの効いたカラーリングで仕上げました。光の反射を少なくするため、仕上げの研磨はできるだけ少ないパーツにとどめ、ケースはヘアライン加工を施しています。スモールサイズのケース、ボックス型のミネラルクリスタル、そしてNATOストラップというヴィンテージ感溢れるムードを大事にしながら、最新のテクノロジーである、手巻きムーブメント H-50 で 80時間 の標準持続時間を実現。ヒゲゼンマイには、時計製造において最も進化した合金素材の一つであるNivachron™を採用。優れた耐衝撃性、耐磁性、耐温度変化を可能とし、過酷な状況の中でも正確に時を刻み続けます。さらに、クリスタルには両面に反射防止加工を施しています。

存在感を放つこのモデルは、さらなる進化を遂げたタイムピースとして、腕元でハミルトンの航空計時の歴史を称えます。

カーキ パイロット パイオニア メカ