1993年に発表されて以来、「シーマスター ダイバー300M」は、オメガのダイバーズウォッチの中でも最も認知度が高く、愛され続けてきました。コレクションがもつ海にまつわる豊かなレガシーを継承し、今回、メタリックな装いとチタンとブロンズゴールドを使用した個性的なバイカラーモデルが登場します。どちらも、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンドが 着用した「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」から着想を得たデザインで、ドーム型のサファイアクリスタル風防が、ヴィンテージライクな要素を感じさせてくれます。

メタリックモデルが初お披露目となったのは、今夏、パリ2024を観戦する姿がキャッチされた俳優 ダニエル・クレイグの手元でした。彼が着用していたのは、ブラック ダイアル＆メッシュブレスレットのモデルで、この一報がでると、瞬く間に世界中の時計ファンの注目が高まり、正式な発売を待ち望む声が急増しました。今回登場するのは、このモデルに加え、ブラックダイアル＆ブラックラバーストラップと、メタリック感をより一層感じられるステンレススティールダイアルにメッシュブレスレット、もしくはグレーラバーストラップの計4種です。ブラックダイアルには、ダイバー300Mではおなじみの波模様をレーザーでエングレービングし、ブラックのアルミニウム製ベゼルをセットしています。ステンレススティールダイアルは、粗いサテン仕上げを施し、グレード5チタンのベゼルを合わせています。

このメタリックなボンドダイバーに続いて登場するのは、グレード2チタンとブロンズゴールドに、グリーンダイアルが今までにない個性を放つ「シーマスター ダイバー300M チタン＆ブロンズゴールド」です。メタリックモデルと同様、ドーム型のサファイアクリスタル風防が醸し出すヴィンテージライクな美しさに加えて、シックなグリーンのアルミニウム製ダイアルとグレーのグレード2チタンのケースの絶妙な融合が大きな魅力です。このチタンのグレーと魅力的なコントラストを成しているのが、オメガ独自のブロンズゴールドです。ベゼル、リューズ、そしてヘリウムエスケープバルブに使用され、針にはブロンズゴールド カラーのPVDコーティングを施しています。このブロンズゴールドは特殊な合金で、酸化して緑青に変色することがなく自然で美しい風合いを保つため、長期間に渡って柔らかなピンクの色合いを楽しむことができます。また、ニッケルを含まない組成のおかげで、アレルギーを起こしにくく直接肌に触れて着用もでき、鉄分を含まないため耐磁性にも優れています。このチタンとブロンズゴールドの2つの素材使いをさらに引き立てるのが、グリーンのアルミニウムです。ヴィンテージ スーパールミノヴァを塗布したブラック仕上げのインデックスを備えたダイアルや、シュウ酸アルマイト処理を施したアルミニウム製ベゼルリングなどのグリーンアルミニウムが、見事な調和を生み出しています。グレーカラーの印象が強いメッシュブレスレットと、グリーンとブロンズのコンビネーションを際立たせるグリーンラバーストラップの2種類をラインナップしています。

今回、ボンドダイバーズに加わった両モデルに搭載しているのは、業界最高水準の精度、性能、そして耐磁性を誇る、コーアクシャル マスタークロノメーター キャリバー8806です。いずれも直営ブティックで発売を開始しており、順次、正規取扱店に拡大していきます。（バイカラーのラバーストラップモデルのみ発売日未定）

メタリック：ブレスレットモデル 各1,001,000円、
ラバーストラップモデル 各913,000円
バイカラー：ブレスレットモデル 1,650,000円、
ラバーストラップモデル 1,529,000円